(公財)日本教育公務員弘済会主催 文部科学省後援
令和4年度 第28回 日教弘教育賞において、倉敷市立西中学校の教育研究論文が、学校部門において優秀賞となりました
【優秀賞】
PBIS(倉敷モデル)を活用した積極的学校経営の展開
~ゆるやかなPBISと解決志向アプローチで好循環のサイクルを創出する~
倉敷市立西中学校長 松本一郎
倉敷市教育員会が開発したPBIS(倉敷モデル)に、学校全体で4年間取り組んだ具体的実践とその成果をまとめています。グッドビヘイビアカードを活用し、「生徒一人ひとりのよさを認める学校づくり」にスクールワイドで取り組み、みんなで書いたグッドビヘイビアカードは、7万枚に及びます。
いつでも、どこでも、だれでも、簡単にできて、安全で、効果がある汎用性の高い実践です。学習指導要領の求める「主体的・対話的で深い学び」に貢献し、また、生徒指導提要(改訂版)の「発達支持的生徒指導」の具体的実践例でもありますので、学習指導と生徒指導の両面で効果が期待できます。
さらに、特別の時間を設ける必要もないので、教育課程を圧迫することもありません。生徒のよさを認める姿勢は、教職員の資質・能力の向上に大きな影響を与え、OJTの教職員研修としての意義も発揮します。その効果によって、学校が安定すれば、教職員の働き方改革にもつながります。
このホームページをご参考に、実践していただく学校が増え、互いに実践を交流することができれば幸いです。
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