学校は夢に向かって努力する場である。夢や目標に向け、生涯にわたって学び続けるためには、意欲の持続が重要な鍵になる。
そのために次の四つのことを考えた。
・自己肯定感をもたせる ・限りない愛をそそぐ
・感動体験を積ませる ・目標に向かって挑戦させる
学校教育目標を「郷土を愛し、いきいきと学び、たくましい実践力をもった心豊かな子どもを育てる」と設定し、琴北小でしかできない教育を推進していく。
小規模校のよさを生かし、学校がコミュニティーの役割を果たし、外部人材やメディアも積極的に取り込みながら、地域を巻き込むようなうねりをつくる。
①複式学級
・小規模のよさを最大限に生かしつつ、教科によっては単式による指導も取り入れ、学力の確実な定着を図る。
・一人ひとりのよさを認め自己肯定感を高めることで、自分に自信をもって何事にも挑戦する子を育てる。
②他校との交流学習
・同世代の友達との交流が少ないので、琴浦東小、琴浦西小、琴浦南小との交流を積極的に図っていく。
③季節感を感じ、情操豊かな子ども
・由加の自然の中で育った子どもには、当たり前すぎでよさがわからないことが多い。自然豊かな故郷で暮らす
幸せが感じられる子を育てる。
・音楽、図工、体育、総合での福祉や環境学習、地域での奉仕作業体験等を通して、感性豊かな子どもを育てる。
④読書好きな子ども
・心豊かな子になるためには読書は欠かせない。学校図書館や巡回移動図書を活用し、想像力・空想力の旺盛な
子を育てる。また、新聞記事を読むことで、社会に関心をもつ子を育てる。
⑤あいさつのできる子ども
・いつでもどこでも、自分から進んであいさつのできる子に育てる。
⑥言語活動の充実
・言語活動を通して、表現力やコミュニケーション力を養う。日記や作文などの指導では、学校生活の充実や感
動を味わわせ、それらについて書きたい気持ちを喚起するようにする。
・行事や体験活動後の感想発表の場を積極的に設け、自分の思いを相手に伝える場面を増やす。
⑦ふるさと由加を心から愛し、学校や地域を誇りとできるような活動や学習を継続する。