1 研究主題
一人ひとりの人権を大切にし、自己肯定感を高める保育・授業を目指して
2 主題設定の理由
今年度、本校は船穂・真備地区人権教育研究会において授業実践発表の指定を受けており、道徳科の授業を
通して、児童が自分の大切さとともに、他の人の大切さを認めることができる力を育くんでいきたいと考えて
いる。また、昨年度までの3年間の研究で、考えを伝え合うことができる子どもを目指す児童像とし、対話を
通して学び合うことができる授業づくりを行ってきた。
そこで今年度も、対話を通して自分の良さや他の人の良さに気付くことができる道徳科の授業づくりを行っ
ていきたいと考えている。自分の思いや考えをもち、自分と比べながら友達の思いや考えを聴き、共感した
り、互いに意見を交流させたりする対話によって、学びが深まり、さらなる気付きが生まれると考えている。
そして、教師が児童の考えや思いを整理し、人権的な視点で価値づけていくことで、自己肯定感を高めていく
ことができるのではないかと考えている。これらの活動を積み重ねていき、自分の大切さや友達の大切さを認
め、行動できる児童の育成を目指したい。
3 めざす子ども像
(低学年)自分や友達のよさに気付き、仲良くしようとする子ども
(中学年)自分や友達のよさを認め、長所を伸ばそうとする子ども
(高学年)相互の違いを認め合い、解決のために行動しようとする子ども