7月19日(土)、庄手話サークルの皆様にご協力いただき、聴覚障がいに対する理解と認識を深めていただく目的で、手話教室・手話交流会を行いました。 毎回、子どもも大人も手話に興味が持てるように、サークルの皆様が工夫を凝らした内容を考えてくださります。当日は、庄小・中学校の児童生徒、保護者の皆様、教職員の方、地域の方々など約38名の皆様にご参加いただきました。
初めに、文字の学習資料を見ながら、ひらがな「あ」から「ん」までを教えてくださいました。そして、自分の名前の表し方に一生懸命、取り組んだあとには手話を用いて自己紹介を行い、じゃんけんで負けたらその人の後ろにつき、列車を作っていくゲームをしました。会場は、じゃんけんで勝った人も負けた人も盛り上がり、楽しい交流の場になっていました。次に、手話で「大きな古時計」を歌いました。手話サークルのみなさんが、お手本を歌ってくれて、歌詞の言葉をどう表すのか分かりやすく、一つ一つ教わっていき、みんなで一緒に手話で「大きな古時計」を歌いました。最後に、日常生活のあいさつの会話、「おはよう」、「こんにちは」、「おつかれさま」などを教えてくださいました。
参加された方からは、「ゲームを通して楽しく手話を覚えることがでた」、「参加して興味が持てた」、「指の一つ一つに意味があることがよく分かった」など感想をいただきました。倉敷市では、2021年12月に手話言語条例が制定されたこともあり、この会が地域の皆様の手話への関心、興味を持つことに繋がり、あたたかい地域づくりへの一歩となっていただけると幸いです。