倉敷市立工業高校の生徒が、幼稚園の壊れた椅子を地域貢献活動として修理しました。
倉敷市立工業高校 機械科の井上心さんと西律圭さんの二人が、修理した椅子を持って茶屋町東幼稚園を訪れました。
きれいになった椅子を、子どもたちは驚きと喜びの表情で受け取りました。
茶屋町東幼稚園から椅子5脚を預かり、高校生が1カ月かけて修理しました。
ひびが入った椅子の骨組みは、授業でも行う溶接の技術を生かして直しました。
リベットと呼ばれる外れた部品を止めて、椅子のぐらつきを抑えました。
さらに、フレームをペンキで塗って仕上げました。
椅子の直し方を説明した高校生が、園児にクイズを出しました。
子どもたちは、お兄さんお姉さんの楽しいクイズに盛り上がっていました。
出来栄えの良さに惚れて、今度は錆びた長椅子の修理を頼みました。
椅子の修理を通じて、高校生と幼稚園児の交流は、これからも続きそうです。