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倉敷市立葦高小学校

交通安全教室

 今回は, 新田中学校で行なわれた交通安全教室に招待されました。いつもの交通安全教室とは異なり, 「スケアード・ストレート方式」というものです。これは, 「スケアード」は「恐怖」, 「ストレート」は「直接」という意味で, スタントマンの方が交通事故を再現し, その場面から交通安全について学習しました。
 まず見たのは, 時速40キロの自動車と, 自転車, 人形との衝突でした。40キロといえばそんなに速いと感じない速度。しかしその衝撃は大きく, 自転車は大きく折れ曲がり, 人形は跳ね飛ばされました。
 次に見たのは, 自転車と歩行者との追突の再現でした。自転車も良くない乗り方をしていると, 事故の加害者になることがよく分かりました。
 たくさんの事故の再現を見ましたが, 一番の衝撃があったのはこの再現でした。これは曲がり角で一時停止しなかった自転車が直進してきた自動車と衝突するものです。衝突の衝撃で自転車に乗っていた人は跳ね上げられ, 乗っていた自転車は自動車のバンパーの下に挟まれました。あまりの衝撃に見ていた1000人を越える人たちから悲鳴が上がりました。
 たとえヘルメットを被っていても, あご紐をきちんとしておかないと, 命の危険があることも学びました。
 今回はスタントマンの方がされましたが, 実際の事故では生死を分ける場面です。

 今回紹介したものの他にも, トラックの死角や内輪差について, 自転車に乗ったとき曲がり角での「右, 左, 後ろ」の確認についてなど多くのことを学ぶことができました。
 今回の交通安全教室で, 次のような言葉が掲げられていました。「ルールを守れば, ルールがあなたを守ってくれる。自転車も車両の仲間, 自転車は加害者にも被害者にもなる。」今後も6年生の皆さんが乗るであろう便利な自転車。ルールを守って安全に乗ってくれることを強く望みます。