7月23日(土)に、庄手話サークルのみなさんに講師を務めていただき、 手話教室・手話交流会を開催しました。庄中学校区人権学習推進委員会では、 聴覚障がいへの理解と認識を深めることを目的にこの事業を行っています。 当日は、庄小学校の児童・保護者をはじめ、教職員の方々や地域の方々にご 参加いただきました。 はじめに、手話で名前の表し方を教えていただきました。名前の表し方には 様々な方法があり、ものの形や動きから表現したものなどがあるそうです。例 えば、「山」は、指で大きなヤマの形を描きます。「き」であれば、影絵のキ ツネで表すそうです。 続いて、自分の名前を手話で表現できるように教えていただきました。少し 難しいと感じるところは、庄手話サークルのみなさんが一人ひとり丁寧にアド バイスをくださいました。 次に、手話で「まほうのことば」を歌いました。はじめに、庄手話サークル のみなさんがお手本をみせてくださいました。その後に、歌詞の一つひとつを 手話で表現しながら丁寧に教えてくださいました。繰り返すうちにすらすらと 手話で歌えるようになり、最後にはみんなで一緒に手話で歌いました。 最後に伝言ゲームを行いました。このゲームでは、言葉は使わず、ジェスチ ャーだけを使って伝えていきます。 お題の絵(食べ物など)を選び、一人ずつ後ろの人に思い思いに表現し伝え ていきます。答え合わせの際には、途中でお題が変化していないかドキドキで したが、正解すると会場が一つになり盛り上がりました。その後、お題の絵に ついて手話での表し方を教えていただき、手話を楽しみながら学びました。 参加された方から「もっと手話に積極的に関心をもっていきたい」などの感 想を多くいただきました。 この事業が障がいへの理解を深めるきっかけになるとともに、障がいのある なしに関係なく、誰もが安心できるあたたかな地域づくりへとつながっていっ てほしいと思います。 |
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